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持合い
「持合い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
持合いの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「茸の舞姫」より 著者:泉鏡花
番太郎小屋にただぼうとして活きているだけでは、世の中が納まらぬ。 入費は、町中
持合いとした処で、半ば白痴で――たといそれが、実家と言う時、魔の魂が入替るとは言....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
湖畔《しんじこはん》のように、水郷といった趣ではないが、大河が四境を圧して、海と
持合いに、この平野がのびているという感じは豊かである。
見渡す限りは、その大河....
「塩原多助一代記」より 著者:三遊亭円朝
紙を張って障子になります。骨ばかりでも紙ばかりでも障子にはなりません。此の二つが
持合いで一つのものになりますから、心掛の悪い女房を持っても悪い亭主を持っても捨て....