持手[語句情報] »
持手
「持手〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
持手の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
です。遅刻何回、事故休み何回、病気休み何回は規則に従って差し引き、俸給|幾何、家
持手当、子供老人手当、夕食代、これは所帯持ちに、配当、ボーナス等々合計○○○何々....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
充分で貯金まで致しますが、妻帯して一家を持ちますとこれでは足りませんから、別に家
持手当として俸給の三割を与え、また子供が生れるとか、老人のある者には別の手当を与....
「大捕物仙人壺」より 著者:国枝史郎
の通りだが、そこには曰があるんだろう。豚に真珠という格言もあらあ、せっかくの宝も
持手が悪いと、ねっから役に立たねえものさ」 「今度は親方が手に入れたんだ、どうか....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
を見損のうて、可惜一命をむだにするな」 ――彼と伊織を、左右から挟んでいる槍の
持手は、その穂に気をこめて、狙いすましたまま、あぶない朽木橋の上へは、一歩も出て....