持斎[語句情報] » 持斎

「持斎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

持斎の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
だ。概略を述べると今は昔京に年若き男貧しくて世を過すに便なかりしが、毎月十八日に持斎して観音に仕え百寺に詣る事年来なり、ある年九月十八日に例のごとく寺々に詣るに....
十二支考」より 著者:南方熊楠
おいて左股を舒《の》べ右脚を屈し、人の行道するを見ればすなわち起ちて行道し、人の持斎するを見ればまたすなわち持斎す。非時に食を与うれども食わず、ただ浄水を得飲ま....
こども風土記」より 著者:柳田国男
がひろい。ジサイコは津軽から秋田へかけて、中央でいう法事・仏事のことで、文字には持斎と書くべき語と言われている。すなわち、あの地方のままごとは、外形が法事と似て....