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持株
「持株〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
持株の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「縮図」より 著者:徳田秋声
ばかりは言えず、枕籍の度が重なるにつれて、つい絆されやすい人情も出て来て、いつか
持株の数が殖えて行くのであった。景気の好い時、株屋の某はそれからそれへと棄てがた....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
い私立大学は明らかに一つの利益団体である。この学校会社の最後の株主は、仮に各人の
持株の数は少なくとも、所謂「校友」乃至「先輩」なのである。大学当局者はこの「校友....
「空中征服」より 著者:賀川豊彦
思うたが、あまり心配なものだから、自分手に北浜まで出かけて行った。そして、自分の
持株の相場を見てみた。なるほど仲買人の言うことは、少しも間違っていない。しかし、....