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持番
「持番〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
持番の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小祝の一家」より 著者:宮本百合子
或は乙女自身が考えているよりもっと、女給らしくもない妙な女給であった。 乙女の
持番の客が来る。ボックスにどっかり腰かけ、 「さて、カクテールでも貰おうか」 ....
「つゆのあとさき」より 著者:永井荷風
いと、平気な顔で、折からテーブルを叩《たた》くらしい音がするのを聞きつけ、自分が
持番の客ではないかと、音する方へ目を注ぐ。丁度その途端、階段から上って来る新しい....