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持経
「持経〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
持経の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
は、依然多淫だ。面倒だが読者が悦ぶだろから、一、二例を挙げよう。 『大毘盧遮那加
持経《だいびるしゃなかじきょう》』に、人の諸心性を諸動物に比べた中に、広大なる資....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
うつ》し付けると。支那で馬に因《ちな》んで驚駭《きょうがい》と書き『大毘盧遮那加
持経《だいびるしゃなかじきょう》』に馬心は一切処に驚怖思念すとあるなど驚き他獣の....
「源氏物語」より 著者:紫式部
が燻べられてある。経巻は六道を行く亡者のために六部お書かせになったのである。宮の
持経は六条院がお手ずからお書きになったものである。これを御仏への結縁としてせめて....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
中で、文覚の出家は、異色である。文覚の行き方は「今昔物語」などが語っている“
持経者”――つまり大峰や那智や高野などの深山幽谷を、修行の道場とした一群の仏者と....