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指数
「指数〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
指数の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道標」より 著者:宮本百合子
ことしは、どの組合のプラカートも、四つに一つは自分の職場での五ヵ年計画生産の増大
指数を書き出しているのも特徴だった。ひとかたまりの若い婦人労働者たちがおそろいに....
「比較言語学における統計的研究法の可能性について」より 著者:寺田寅彦
かしこれらの分子が放射物質のように自然崩壊をするものとすれば、この数はtについて
指数函数的に減じるので Ne-λtW(r)dr であるとすべきであろう。さすれば....
「自然界の縞模様」より 著者:寺田寅彦
状の層を作る不思議な現象がある。普通の理論からすれば、ダルトン方則で、単に普通の
指数曲線的垂直分布を示すはずのが、事実はこれに反して画然たる数個の段階に分かれる....
「婦人の文化的な創造力」より 著者:宮本百合子
活設計を立てるべきかという指導を目的としたものであったが、そこに書き出され、物価
指数、生計
指数として示されている数字は、ほとんどその大部分が古いものであり、やや....
「私たちの建設」より 著者:宮本百合子
にも事欠くばかりに僅かである。 統計で見れば、平面的に見られる家屋の全焼全壊の
指数、半焼半壊の
指数を、生活の現実の中で、具体的に、即物的に数え直して見るなら、....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
中でどんなに非実際的な数字であるかということは一九四六年六月頃までの世界の生計費
指数の統計をみても分る。 世界生計費
指数(国際連合調)一九三九・一―六=一〇〇....
「現代史の蝶つがい」より 著者:宮本百合子
戦争中は各官庁が全く自身の統計を失った。民間の経済雑誌に、国際間の経済統計、生産
指数などの発表されることを禁じた日本の軍部は、そうして世界の現実を人々の目からか....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
金が騰貴したなどと思うならば、それは大きな間違いである。今年三六年七月の実質賃金
指数は大正三年以来の最低記録を示している。昨年一年の実質賃金総
指数は一四一・七で....
「白い壁」より 著者:本庄陸男
そのまま頬杖をついてぼんやり考えていた。彼の意気込みにもかかわらず川上忠一の智能
指数はやっぱり八〇に満たないのである。測定したあとの、あのもやもやした捉えどころ....
「鑢屑」より 著者:寺田寅彦
倖を持たないに相違ない。 この幸福がいつまで持続するか疑問である。たぶん一種の
指数曲線か何かに従って、漸近的にゼロに向かって行くだろう。 こんな幸福があまり....
「雨の上高地」より 著者:寺田寅彦
れた。その辺からまた道路が川の水面に近くなる。河の水面のプロフィルが河長に沿うて
指数曲線か双曲線のような恰好をしている。その脇に沿うてほぼ同じ勾配の道路をつける....
「明治の五十銭銀貨」より 著者:服部之総
てみると、ぴたりと合うばかりでなくギザの数まで百三十二、そっくり同じである。物価
指数(昭和九―十一年消費者物価
指数)ではかると、「満州国皇帝」が「友邦」日本に挨....