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「按針〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宝島」より 著者:佐々木直次郎
ルヴァーが言った。「フリントが船長だったんだ。己は、こんな木の脚をついてるんで、按針手だったよ。己が脚をなくした時の片舷からの一斉射撃で、ピューの奴めも眼玉をな....
肝臓先生」より 著者:坂口安吾
終戦後二年目の八月十五日のことであるが、伊豆の伊東温泉に三浦按針祭というものが行われて、当日に限って伊東市は一切の禁令を解除し、旅館や飲食店....
文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
る。西洋との交通は戦国の頃から行われ、鉄砲も伝わり、医薬も伝わり、家康は英人三浦按針を用いて造船のことを司《つかさど》らしめ、ポルトガルの帰化人沢野忠庵は西洋の....