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「挺然〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

挺然の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
連環記」より 著者:幸田露伴
あるから、内に自から収め養うところの工夫にも切なる立派な人物、所謂捨てて置いても挺然として群を抜くの器量が有ったからであったろう。 此の定基が三十歳、人生はこ....
馬琴の小説とその当時の実社会」より 著者:幸田露伴
ますと、杉や檜が天をむいて立つように、地平線とは直角をなして、即ち衆俗を抽んでて挺然として自ら立って居りますので、その著述は実社会と決して没交渉でも無関係でもあ....