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「据え置き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

据え置きの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
活人形」より 著者:泉鏡花
の叫びし声を怪しみ、慌しく来る旅店の内儀、「まあ何事でござんすの、と洋燈を点けて据え置きながら、床の間の方を見るや否や、「ン、と反返るを抱き止めて、泰助|屹と振....
話の種」より 著者:寺田寅彦
十 新奇な風見鴉 これは倶楽部あるいは宿屋の室内に粧飾用を兼ねて据え置き、時々刻々の風の方向を知らせる器械である。一見置時計のような形をしている....
本朝変態葬礼史」より 著者:中山太郎
むるには彼《か》の蹴外したる枕を持ち行きて、爰《ここ》ぞと思う所に彼《か》の枕を据え置き、『地神様より六尺四面買取り申す』とて、銭四文を四方へ投げて定むるなり。....