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「捲き込む〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

捲き込むの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
読む可く彼女に書き送った。彼女を頭が固いと罵ったりした。而して彼女をも同じ波瀾に捲き込むべく努めた。斯等の手紙が初心な彼女を震駭憂悶せしめた状は、傍眼にも気の毒....
水郷異聞」より 著者:田中貢太郎
から、つい一度に喫べてしまったが、もうたくさん」 省三は急いで茶碗を持って飯を捲き込むようにしたが、厭なことを考え込んでいたために婢が変に思ったではないかと思....