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捻じ曲げ
「捻じ曲げ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
捻じ曲げの前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「玉藻の前」より 著者:岡本綺堂
手は容易に解けなかった。血気の若者は焦《じ》れてあせって、折れるばかりにその手を
捻じ曲げて、無理にようよう引き放して、突きやると、力の尽きた老僧は枯木のようにば....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
乱れて打ち合いをはじめた。力ずくでは馬子の方が強いらしく、辰蔵は忽ちその利き腕を
捻じ曲げられて、床几の上に押し付けられると、床几はかたむいて倒れて、馬子も辰蔵に....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
作りだった。死体は、そのほとんど右はずれに俯臥の姿勢で横たわり、右手は、背の方へ
捻じ曲げたように甲を臀の上に置き、左手は寝台から垂れ下っていた。銀色の髪毛を無雑....
「俊寛」より 著者:菊池寛
闘が、半刻近くも続く。そのうちに、魚の力が弱ってくる。それでもなお、身体を激しく
捻じ曲げながら、水面に引き上げられる。 この豪快な鰤約が、この頃の俊寛にとって....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
、握りしめている手を顫わして、ほっとしたが――すぐ、庄吉が、髪の毛を、掴まれて、
捻じ曲げられているのを見ると
(妾を助けるために、庄吉があんなに――)
と、思....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
を使うと称して、嚥下した真鍮煙管――
――素手で引裂いた錻力板――
――女患者が
捻じ曲げた檻房の鉄柵――
……といったようなモノスゴイ品物が、やはり狂人の作....
「微笑」より 著者:横光利一
、漣のような忙しい白さで着席していく姿と、自分の横の芝生にいま寝そべって、半身を
捻じ曲げたまま灯の中をさし覗いている栖方を見比べ、大厦の崩れんとするとき、人皆こ....
「旅愁」より 著者:横光利一
来た。
「あら、もう帰るの。いいわよ。煙草一本頂戴な。」
身体を不必要なほどに
捻じ曲げ、腰を動かしながら擦りよって来て出す手首の骨が高く大きい。ひどい脇臭のう....