掃討[語句情報] »
掃討
「掃討〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
掃討の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
寇するが、このカルマック族はその頃には大ブカリアの辺境地方及びその国の南部地方の
掃討に出掛ける。他方において、韃靼人は絶えずヤイクのコサック族及びノガイ韃靼人を....
「三国志」より 著者:吉川英治
には、 「※塢の城には、董卓の一族と、日頃養いおいた大軍がいる。誰か進んでそれを
掃討してくれる者はいないか」 すると、声に応じて、「それがしが参る」と、真っ先....
「三国志」より 著者:吉川英治
還ると、司馬懿は、帝|曹叡にまみえて、直ちに奏した。 「隴西諸郡の敵はことごとく
掃討しましたが、蜀の兵馬はなお漢中に留っています。必ずしもこれで魏の安泰が確保さ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
渉を、あえて続けて来たのである。 「――各地にひそむ、大塔ノ宮一味や楠木の残党を
掃討のために」 名分はそれだったが、彼の意中には、べつに何か後日のための目的が....
「黒田如水」より 著者:吉川英治
信忠はすぐ彼に対して、 「お汝の手勢は、但馬へ入って、但馬に散在する別所の与党を
掃討して来い」 と、いいつけた。 信忠はまだ二十幾歳という若大将である。こう....