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授爵
「授爵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
授爵の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
政府も箇人も熱心にこれに従事し、英国では昨年の政事始めに、斯学の大家ゴム氏に特に
授爵されたり。例せば一箇人に伝記あると均しく、一国に史籍あり。さて一箇人の幼少の....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
だわらず、公正に恩賞を賜わることが肝要である。発明の価値によっては、その保護者に
授爵も奏請すべきである。更に一代の内に儲けた財産に対しては極めて高い相続税を課す....
「映画雑感(Ⅳ)」より 著者:寺田寅彦
けるところにはちょっとした「俳諧」があるように思われた。 最後に、勲功によって
授爵される場面で、尊貴の膝下にひざまずいて引き下がって来てから、老妻に、「どうも....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
っても切れない因縁は、いまさらここに事新しくいうまでもない。今日天下の富豪となり
授爵等の恩命に浴した人々も、その源に遡れば多くはこの御用商人として政府の御用を達....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
仰せつかった。これはあまりにも我慢のならぬことだった。創立免許状は、はっきりと、
授爵理由の一つとして、キャデイズ占領の功によりと書いている。だが、キャデイズの占....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
家の機関は発明の価値を判断して発明者には奨励金を与え、その援助者には勲章、位階、
授爵等の恩賞をもって表彰する。一体統制主義の今日、国家の恩賞を主として官吏方面に....