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排棄
「排棄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
排棄の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
わざるべし。ただ泰西事物の名をもって斬新の標章となし、東洋の事物を挙げて取捨なく
排棄するの時代においては、これらの無識者流もまた時好の厚遇するところとなるのみ、....
「誰のために」より 著者:宮本百合子
いない。日本や中国の新民主主義がすすまなければならない歴史の道の上には、封建性を
排棄しようとするブルジョア民主主義の要求と、すでに帝国主義の段階にまで進んでいる....
「マルクス主義と唯物論」より 著者:三木清
とっても数学や形式論理学の認識の理念性のモデルである、――デカルトの物心二元論を
排棄しつつ、しかも意識を、アウグスティヌスの場合ではその最も根本的なる規定は神と....