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採掘権
「採掘権〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
採掘権の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「冥土行進曲」より 著者:夢野久作
しまった。そうして私たち兄弟に、僅か千円ばかりの葬式の費用を投与えたきり、砂金の
採掘権を支那人に売渡して、印度に行ってしまった。 私の母親弓子が発狂した時に口....
「魔都」より 著者:久生十蘭
歩立遅れ、採掘面積六十万坪、年五万瓩の優良ボーキサイト(アルミニュームの原鉱)の
採掘権を林に先取されてしまった。小口の日興がこれを黙って見ている筈がないと思って....
「あなたも私も」より 著者:久生十蘭
ナガリがあるのかしら?」 「水上氏が、苗木の鉱山で砂鉄をとっていた磁気工業から、
採掘権の委譲をうけるとき、神月から、いくらか金を借りている。坂田が水上氏の借金を....