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探り当てる
「探り当てる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
探り当てるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
って居る、之には全く絶望した。箱さえも埋まるかと思う埃の中で、細い燐燧に何うして
探り当てる事が出来よう。と云って探らずには居られぬから、今は自狂《やけ》の様で、....
「知と疑い」より 著者:寺田寅彦
宇宙の万物を一つの糸につないだというのは人のよく言う話である。基礎的の原理原則を
探り当てる大科学者は常に最も無知な最も愚かな人でなければならぬ。学校の教科書を鵜....
「連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
しれない。そうして連句のこれからの進むべき道程に関するなんらかの暗示を得る機縁に
探り当てるかもしれないと思うのである。 連句に限らずすべての詩歌、ただし近ごろ....