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接ぎ合
「接ぎ合〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
接ぎ合の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「満韓ところどころ」より 著者:夏目漱石
て鳴るばかりで、どこが博奕なんだか、実はいっこう解らなかった。ただこの象牙と竹を
接ぎ合わした札を二三枚貰って来たかった。 一つの室では五六人寄って、そのうちの....
「人間灰」より 著者:海野十三
足が飛んでくるのをヒヤヒヤ気にしながら、しきりとなにか針金を床下から引張りだして
接ぎ合わせていた。電話工事をやっているらしかった。 「オイ何時まで懸るのだ」 「....
「柿色の紙風船」より 著者:海野十三
しい。といって風船が違ったわけでもない。この柿色の風船のように、半端な色花びらを
接ぎ合わせたものは外にない筈だ。 私は同じことを、いくたびも繰り返し繰り返し考....
「支倉事件」より 著者:甲賀三郎
九寸内外長さ八、九尺にして、片側は全部黒毛繻子、片側は黒毛繻子を折返し、不足分に
接ぎ合せたるメリンスを縫いつけたるものにして、之を黒毛繻子を内側に二つ折にして締....
「夢鬼」より 著者:蘭郁二郎
して、葉子の腰の辺りが、くねくねと微妙に動いたかと思うと、程よく調子をとられた、
接ぎ合わされた一組の肉体は、頸の痛いのも忘れて、一生懸命見上げている観客の頭上に....
「一九五〇年の殺人」より 著者:海野十三
でもあり、ヤーロのようでもあった。よく見ると縦半分に切断した二人の身体を半分ずつ
接ぎ合わせてあった。右がレッドで、左がヤーロ。ちっとも足並が揃わず、二本の手は激....
「純粋経済学要論」より 著者:手塚寿郎
軌道から離れようとして、真剣でかつ賞讃すべき努力をなしている。しかし二つの定義を
接ぎ合して作った合金が、いかに奇妙で支離滅裂であるかを不思議にも彼は認めなかった....
「鴻ノ巣女房」より 著者:矢田津世子
折れなどを雑作なくなおした。それから鍋や薬鑵などのイカケもすれば、瀬戸物の毀れを
接ぎ合せることも出来た。 主人夫婦はこうしたぎんの始末振りをひどく気に入ってい....
「我が円朝研究」より 著者:正岡容
は某々紙上において自らの落語速記を、他の誰のであったか、全く別箇の落語と半分ずつ
接ぎ合わせたまやかし物を自演として発表され、大腐りに腐っていたことを。芸術の冒涜....
「フランケンシュタイン」より 著者:宍戸儀一
せないこともない。流電気はその可能性を考えさせる。生きるものの構成分子は造られ、
接ぎ合され、活きた暖かさを賦与されるにちがいない。「私は見た、――閉じた眼で、し....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
き附けなくては、
世間を擒にすることは出来ない。
そんなにして据わっていて、膠で
接ぎ合せて、
人の馳走の余物で骨董羹を拵えて、
君の火消壺の中から
けちな火を吹....