接心[語句情報] »
接心
「接心〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
接心の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
ているわけではないから、排日排満の方は余りピンと来るとは限らないので、それより直
接心配になるのは国家総動員式な戦争なのである。何より貴重な日本人の生命が大量的に....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
ているわけではないから、排日排満の方は余りピンと来るとは限らないので、それより直
接心配になるのは国家総動員式な戦争なのである。何より貴重な日本人の生命が大量的に....
「私の好きな小説・戯曲中の女」より 著者:宮本百合子
「戦争と平和」のナタアシャ。 「ジャン・クリストフ」のグラジヤ。 此等の女性の人格、生、そのものが直
接心に響きます。 〔一九二一年一月〕....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
の立っている地点から見ると、後ろは逢坂の関から比良、比叡へ続く峯つづき、象ヶ鼻、
接心谷、前は音羽山、東山、左へやや遠く伏見の稲荷山、桃山――その間の山科盆地をさ....
「日本文化私観」より 著者:坂口安吾
歴史というものを念頭に入れ、一応、何か納得しなければならぬような美しさである。直
接心に突当り、はらわたに食込んでくるものではない。どこかしら物足りなさを補わなけ....
「言語は生きている」より 著者:中井正一
」等で、天地の中に拡がっている精霊のようなもの、ぼんやりした喜怒哀楽であって、直
接心理の反省の対象とは、なかなかなって来ないのである。 武士で「気色」となると....
「『唯研ニュース』」より 著者:戸坂潤
端をも提供出来たならば、と思うのだ。 処で、今日まで唯研を経営して来るのに、直
接心掛かりになったものは何だろうか。唯研に対して善悪共に異状な関心を寄せられた天....