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控制
「控制〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
控制の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或日の大石内蔵助」より 著者:芥川竜之介
《ついや》した事であろう。動《やや》もすればはやり勝ちな、一党の客気《かっき》を
控制《こうせい》して、徐《おもむろ》に機の熟するのを待っただけでも、並大抵《なみ....
「運命」より 著者:幸田露伴
って興るところなり、今|宜しく封を南昌に徒したもうべし。然らば則ち万一の変あるも
控制し易しと、帝|敬に対えたまわく、燕王は骨肉至親なり、何ぞ此に及ぶことあらんや....
「石狩川」より 著者:本庄陸男
候うへ、四方へ出張《でばり》候形勢に相成り、東西南北とも自在に救応出来、左右前後
控制仕り候ほどの形勢」を持っているものと認められた。「イシカリより溯《さかのぼ》....
「四十年前」より 著者:内田魯庵
立して互に相反撥し相牽掣する。が、官僚はイツでも保守的であって、放縦危激な民論を
控制し調節するが常である。官僚が先へ立って突飛な急進の空気を醸成して民間から反対....