推古時代[語句情報] »
推古時代
「推古時代〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
推古時代の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大和路・信濃路」より 著者:堀辰雄
がの里と呼ばれていたあたりは、その四囲の風物にしても、又、その寺や古塔にしても、
推古時代の遺物がおおいせいか、一種蒼古な気分をもっているようにおもわれる。或いは....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
本に伝わるものと同一である。日本の梵字の形を見ますと中には四、五世紀頃のもある、
推古時代奈良朝以前のインドのものが日本に将来されているのであります。それを一々調....
「法隆寺再建非再建論の回顧」より 著者:喜田貞吉
出する事も、あながち不可能では無さそうに思われたのである。また仮りにそれが果して
推古時代式(関野君の所謂飛鳥式)の建築であるとしても、後の技術家が前代の様式によ....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
た美しさに展開して行った。われわれは一見して、この像が朝鮮作の最上の傑作であり、
推古時代の芸術家特に聖徳太子にとって力強いモデルであったに相違ないことを了解した....