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「推問〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

推問の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
血の文字」より 著者:黒岩涙香
として言放ち再び口を開かん様子も見えず、目科も此上問うの益なきを見て取りしか達て推問わんともせず、是にて藻西太郎を残し余と共に牢を出で、階を下りて再び鉄の門を抜....
十二支考」より 著者:南方熊楠
。折から大臣に招かれ琴を弾《ひ》くにややもすれば調子合わず、何か心配があるのかと推問されて事情を語る。その時自分夫婦は腹からの乞食でなく実は拘薩羅国の王と后だと....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
か」 「そうだ、そうだ」 「そうして、今頃まで、どこで何をしていた」 と山崎から推問されると、斎藤と呼ばれた壮士は、提灯を持ったまま橋の真中に踏みとどまり、 「....