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「推論式〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

推論式の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
絶対矛盾的自己同一」より 著者:西田幾多郎
も自己自身の中に自己同一を有たない世界が、自己自身の中に自己同一を有つものとして推論式的一般者と考えられるのである。そこに科学的知識というものが成立するのである....
デカルト哲学について」より 著者:西田幾多郎
の批評哲学の的となったのは、右の如き主語的実在の独断であった。直覚の形式を離れて推論式的に実在を考えることが、超越的弁証法の虚偽に陥ることである。それは主語的論....
イデオロギーの論理学」より 著者:戸坂潤
が社会的性格を有つならば逆に社会が論理的であると考えられるのは自然である。社会が推論式を有っており、この推論式を介して歴史的推移が行われる、と考えることには理由....
認識論とは何か」より 著者:戸坂潤
偽の諸公式が配列されている。だが虚偽乃至誤謬の問題の要点は、そういう一種の不正な推論式の模型というような処にあるのではない。夫は云わば、学校論理学の問題ではなく....