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「掩蓋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

掩蓋の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
人造人間の秘密」より 著者:海野十三
しかし丘陵を駈け下ってくる人造人間部隊の一番後方に、一台の快速戦車があって、その掩蓋から、一人の将校が、首から上を出して、人造人間部隊を指揮しているらしいのが見....
地球要塞」より 著者:海野十三
、オルガ姫に、命令を伝えた。 姫はあざやかに、並ぶスイッチを間違いなく入れた。掩蓋《えんがい》兼防水扉は、直ちに、閉った。そして深度計の指針は、もう右へ傾き出....
地底戦車の怪人」より 著者:海野十三
風に、大笑いをしたが、軍曹が、うしろをふりかえってみると、機銃のお尻のところが、掩蓋固定の締め金具の間に、うまく挟まれていたのである。それでは、軍曹は、堅い鋼鉄....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
が別にせられ、そして甲板から海中へ投げ捨てられた。 秘密砲塔を隠している仮装|掩蓋は、しばしば電気の力をかりて、取外されたり、また取付けられた。 共楽街は、....
二階から」より 著者:岡本綺堂
歳の男の児の三人で、他に四十位で頬に大きな痣のある男が長い鞭を執っていた。車には掩蓋がないので、人は皆|湿れていた。娘は蒼白い顔をして、鬢に雫を滴らしているのが....