掴み所[語句情報] »
掴み所
「掴み所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
掴み所の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「好意」より 著者:豊島与志雄
鹿馬鹿しいことのようでもあるし、非常に込み入った重大なことのようでもあるし、一寸
掴み所がなかった。河野が四年前に借りた八百円を返しに来た、単にそれだけの当り前の....
「鴨猟」より 著者:豊島与志雄
。 主体的見地から、主観的に考える時、堅固な拠り所のある大地の上で苦しむのと、
掴み所のない流動してる水の上で苦しむのと、その苦悶の度は果して何れが大きいであろ....