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掻い摘
「掻い摘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
掻い摘の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「恐怖の口笛」より 著者:海野十三
がった。 「ジュリアさんは、何か話をしましたか」 と課長の問うのに対し、検事は
掻い摘まんで話をした。――ジュリアの話によると、彼女は噴泉を浴びているうちに、隣....
「聖アレキセイ寺院の惨劇」より 著者:小栗虫太郎
読者諸君は聴かれたことに思う。 ところで、物語を始めるに先立って、寺院の縁起を
掻い摘んで述べておくことにしよう。――一九二〇年十月極東白衛軍の総帥アタマン・ア....
「夢殿殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
陽盛り――事件発見から数えて、その二時間に当っていた。 扨ここで、寂光庵に就き
掻い摘んだ説明をして置こうと思う。この尼僧寺は、婦人の身で文学博士の肩書を持ち、....
「幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
分で合点して居るだけの事を申しましょう、最う長く話して居る時間も有りませんから、
掻い摘んで申しますが」と、斯う云って秀子は説き初めた。
秀子「此の家の第一の先....
「五重塔」より 著者:幸田露伴
たがあの通りの無鉄砲、毎々お世話をかけまする、今日も今日とて鉄五郎様がこれこれと
掻い摘んで話されました時の私のびっくり、刃物を準備までしてと聞いた時には、ええま....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
た。ただそういっただけでは承知されないから、若井氏と私との間にこの作をした事情を
掻い摘まんで話して、こんな訳ですから、とても出品するわけに行かない旨を述べました....
「墓が呼んでいる」より 著者:橘外男
ろなく安心して行くところへ行きたいと思っていたと、こういうのであった。 要領を
掻い摘まんでみれば、大体、こういうことになる。が、そうかといって、この話を聞いて....
「仮装人物」より 著者:徳田秋声
せた。庸三はちょっと手に取って見たが、その文面だけでは前後の係りがよくわからず、
掻い摘んで言うと、せっかくのお言葉だけれど、いろいろ考慮した結果、遺憾ながら希望....
「霊感!」より 著者:夢野久作
す。夕方は割合いに閑散ですからチットモ構いません」 「さようで……それではまあ、
掻い摘まんで概要だけお話しするとこうなんです」 青年はここで看護婦が持って来た....