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掻い潜
「掻い潜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
掻い潜の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜叉ヶ池」より 著者:泉鏡花
命のために恋は棄てない。お退き、お退き。 一同、入乱れて、遮り留むるを、振払い、
掻い潜って、果は真中に取籠められる。 お退きというに、え…… とじれて、鉄杖を抜....
「河明り」より 著者:岡本かの子
っとした口叱言を種に、子供の同情を牽かんための手段であった。 「何でも下へ下へと
掻い潜って、子供の心を握って自分に引き付けようとするこの母親の術には、実に参りま....
「唇草」より 著者:岡本かの子
憎まないわけにはいかない。 けれども、現実的にも現実な世の中にこんな先の先まで
掻い潜った無益な失望をしている人間があるであろうか。尾佐はあるいは非凡人とでもい....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
査している。 |牛の略歴で御座い! |牛の略歴でござい! 番附売りの小僧が人を
掻い潜って活躍してるのが見える。この「牛の略歴」というのを読んでみると――。 「....
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
すい?」 振り向く勘次、その折助とぴったり顔が会った。それを、男は逃げるように
掻い潜って行く。 「見たか?」と藤吉。 「見やしたよ。」と勘次は眉を顰《しか》め....
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
、逆上《あが》っているから耐らない、卍の富五郎|法《ほう》を忘れて切ってかかる。
掻い潜った藤吉、 「御用だ!」 と一声、懐深く呑んだ十手がはっしと唸って肩を撃....