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提灯を持つ
「提灯を持つ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
提灯を持つの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
て俯向いて歩いていた。藤助は提灯を持っていた。米屋商売であるから下総屋としるした
提灯を持つべきであるのに、今夜の藤助は無じるしの提灯を持っている。それが半七の注....
「流行唄」より 著者:兼常清佐
話がまた別である。私は国民歌謡にけちを付ける気が毛頭ないように、レコード屋さんの
提灯を持つ気も毛頭、毛頭、毛頭ないが、もし私がレコード屋さんの取締役であったら、....
「暴風雨の夜」より 著者:小酒井不木
益々はげしくなりました。 暫くすると信之は、土のように蒼ざめて帰って来ました。
提灯を持つ手が、ぶるぶる顫えて居たので、沢はただならぬことが起きたと思いました。....
「アイヌ語学」より 著者:知里真志保
ついて親しく研究した結果からみて、バチラーの観察は全面的に正しい、といって、極力
提灯を持つことに努めているのであります。この文典は、それに語彙をくっつけて、後に....