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「提要〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

提要の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
ローマの古法も、けだしその例に漏れぬものであろう。かのユスチニアーヌス帝の「法学提要」(Institutiones)に拠れば、「レックス・ポムペイア・デ・パリシ....
バルザックに対する評価」より 著者:宮本百合子
を私の家へ入れるのと同様である。ところでバルザックさんは、技芸辞典かドイツ哲学史提要か自然科学辞彙かのようなもの言いをする。たまたまそういう暗号のような言葉を使....
獄中消息」より 著者:大杉栄
学では、金井博士の社会経済学、福田の経済学研究、同氏の国民経済学、イリスの経済学提要、早稲田のマーシャル経済学、およびコンラッドの国民経済学。上記の研究は坂本が....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
たしは安積山の風にふかれ乍ら、明治十二年発行内務省地理局の印のおしてある日本地誌提要という本をひらいて、北見というところをあけます。当時は総てで八郡あり、戸数は....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
的であって、いっものとおりの頭と仕事との専心は少しも中断されていなかった。得業士提要はばかな書物で、人間精神の傑作としてラシーヌの三つの悲劇を梗概《こうがい》し....
平ヶ岳登攀記」より 著者:高頭仁兵衛
平岳と称するのであるまいかと想うて、『越後名寄』、『新編会津風土記』、『日本地誌提要』、『大日本地名辞書』などを漁って見たが、二山の記事は勿論のこと、いずれの山....
『日本石器時代提要』のこと」より 著者:中谷宇吉郎
弟|治宇二郎《じうじろう》が書いた本というのは、表題の『日本石器時代提要』であって、菊判《きくばん》三百ページくらいの堂々たる体裁であった。評判も大....
ベートーヴェンの生涯」より 著者:片山敏彦
と、書簡選と、ベートーヴェンの友人および訪問者の回想や談話を集めた記録的な優秀な提要書は―― 〔Albert Leitzmann: Ludwig van Bee....