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揖斐川
「揖斐川〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
揖斐川の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜叉ヶ池」より 著者:泉鏡花
は、板取、帰、九頭竜の流を合せて、日野川の大河。 蟹五郎 美濃の国には、名だたる
揖斐川。 姥 二個の川の御支配遊ばす。 椿 百万石のお姫様。 姥 我ままは…… ....
「歌行灯」より 著者:泉鏡花
外は、水煙渺として、曇らぬ空に雲かと見る、長洲の端に星一つ、水に近く晃らめいた、
揖斐川の流れの裾は、潮を籠めた霧白く、月にも苫を伏せ、蓑を乾す、繋船の帆柱がすく....
「伊勢之巻」より 著者:泉鏡花
らいには美しく見える。こっちへ来るというので道中も余所とは違って、あの、長良川、
揖斐川、木曾川の、どんよりと三条並んだ上を、晩方通ったが、水が油のようだから、汽....