揚荷[語句情報] » 揚荷

「揚荷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

揚荷の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
か》、藍玉《あいだま》、灘目素麺《なだめそうめん》、阿波蝋燭、干鰯。問屋の帳場が揚荷の帳付《ちょうつけ》。小買人が駆廻る、仲買が声を嗄《か》らす。一方では競売《....
上海」より 著者:横光利一
た。河岸の地べたに敷かれた古靴の店の傍で、売られる赤児が暗い靴の底を覗いていた。揚荷を渡す苦力たちの油ぎった塊りの中から、お杉は参木の姿を見つけ出した。 彼女....