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十二支考」より 著者:南方熊楠
るを知らず、召して深宮に入れその妙技に感じ寵愛自分の子のごとし。時に梵施王の后|摩尼珠《まにしゅ》を失い、我が所は王と長摩納のほか入る者なきにこの珠をなくしたは....