摺鉦[語句情報] »
摺鉦
「摺鉦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
摺鉦の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「陽炎座」より 著者:泉鏡花
で聞入ったほどである。 ちゃんちきちき面白そうに囃すかと思うと、急に修羅太鼓を
摺鉦交り、どどんじゃじゃんと鳴らす。亀井戸寄りの町中で、屋台に山形の段々染、錣頭....
「南地心中」より 著者:泉鏡花
た鼓の掛声。 (コンコンチキチン、コンチキチン、コンチキチン、カラ、タッポッポ)
摺鉦入れた後囃子が、遥に交って聞えたは、先駆すでに町を渡って、前囃子の間近な気勢....