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撃攘
「撃攘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
撃攘の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
ゞ一婦人の身を以て兵を起し城を屠り、安遠侯柳升をして征戦に労し、都指揮衛青をして
撃攘に力めしめ、都指揮|劉忠をして戦歿せしめ、山東の地をして一時|騒擾せしむるに....
「三国志」より 著者:吉川英治
人々は枕を高うして可なり。もし魏軍三十万の来るあらば、孔明これにあり。直ちに彼を
撃攘せん。 呉の使いは、書面を持って帰って行った。しかし玄徳は安からぬここちが....
「三国志」より 著者:吉川英治
急行軍を続けつつあった。 それを通さじと、防ぎに馳せ向った蜀軍は、第一回にまず
撃攘をうけ、第二回に衝突した廖化、王平などの軍勢も、ほとんど怒濤の前に手をもって....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
はモルトケの戦略思想に従い「主作戦を満州に導き、敵の主力を求めて遠くこれを北方に
撃攘し、艦隊は進んで敵の太平洋艦隊を撃破し以て極東の制海権を獲得する……」という....