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「撓り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

撓りの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
恐るるにも及ばん、僕も一つ試みようと枝へ手を懸けて見ると好い具合に撓《しわ》る。撓り按排《あんばい》が実に美的である。首がかかってふわふわするところを想像して見....
天草四郎の妖術」より 著者:国枝史郎
棒に近寄りますとひょいと両手を棒に掛けツルツルと一間ばかり登りました。棒は倒れも撓りもしません。依然として雲表に聳えて居ます。 「さて是からが本芸じゃ。胆を潰し....