撥鬢奴[語句情報] » 撥鬢奴

「撥鬢奴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

撥鬢奴の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
樋口一葉」より 著者:長谷川時雨
正太夫は緑雨《りょくう》の別号をもつ皮肉屋である。浪六はちぬの浦浪六と号して、撥鬢奴《ばちびんやっこ》小説で溜飲《りゅういん》を下げてしかも高名であった。渋仕....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
ふるいつきてえほどいいのだと。面白れえじゃねえか、それから、どうした」 貧相な撥鬢奴《ばちびんやっこ》は、すっかり恐れてしまって、首に手をやって、 「えへへ、....