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操縦桿
「操縦桿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
操縦桿の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球盗難」より 著者:海野十三
…佐々のロケットを探してやらなくちゃ……」 彼は、電子望遠鏡の前に立って、その
操縦桿をいろいろと操りながら、天涯を隈なく捜査していった。ところがどの位探しても....
「ふしぎ国探検」より 著者:海野十三
ういうと博士は、操縦席らしいいすの一つに腰をかけた。そしてレバーをうごかしたり、
操縦桿《かん》をひねったりした。かすかな震動《しんどう》が起って、部屋がうごきだ....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
へぶうんと艇が走りだしたではないか。 山岸中尉は、あぶら汗をべっとりとかいた。
操縦桿だけは放さなかったが、艇はもう全く彼の思うとおりには動かなくなった。 (も....
「火星兵団」より 著者:海野十三
敵の方では、おどろいた。ぱっと、四方に、とびのいて、みちをあけた。
博士は、
操縦桿をひいて、飛行機のように、あざやかに、宙がえりをうった。
「新田、撃て!」....
「怪塔王」より 著者:海野十三
「はい。やります」 青江三空曹は頼もしい語気で、言葉すくなに答えた。そして、
操縦桿をさらに手前へひいたのでした。 機はぐっと傾いた。 錨はふわりと機首の....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
て、操縦室へのりこんだ。 操縦室は、一面に計器がならんでいた。そしていろいろな
操縦桿やハンドルがとりつけてあった。そこには五人の艇員が座席について、熱心に計器....
「旅客機事件」より 著者:大庭武年
、勿論わかりはしなかった。 軈て出発、発動機は好調。池内、三枝、二名の機員に、
操縦桿を握られたアメリカ・アトランテック社製の美しい旅客機は、その長細い胴体に二....