擦痕[語句情報] » 擦痕

「擦痕〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

擦痕の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
高山の雪」より 著者:小島烏水
山崎理学士は信州白馬岳の葱平《ねぶかっぴら》(海抜約二千九百米突)近傍において、擦痕《さっこん》ある岩壁を見られ、それを氷河の遺跡と判断せられて、表面が丸く滑っ....
原爆詩集」より 著者:峠三吉
に そして 落日はすでに動かず 河流は そうそうと風に波立つ ゆめみる、 閃光の擦痕に汗をためてツルハシの手をやすめる労働者はゆめみる 皮膚のずりおちた腋臭をふ....