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「改版〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
改版の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「後世への最大遺物」より 著者:内村鑑三
これに如《し》かん。
明治三十二年十月三十日
東京角筈村において
内村鑑三
改版に附する序
この講演は明治二十七年、すなわち日清戦争のあった年、すなわち....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
胸に浮かんで来た。 「一切は神の心であらうでござる。」 「夜明け前」第一部――終
改版『夜明け前』第一部の後に この作、昭和四年に起稿し、同六年に第一部を書き終....
「読書法」より 著者:戸坂潤
であり、その現代に於ける社会的意義は重いと断せざるを得ない。 (一九三七年四月
改版・白揚社版・菊判四八〇頁・定価二円) 17 小倉金之助著『科学的精神と数....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
ンとの時代であった。フランスの所謂「アンシークロペディー」と并《なら》んで、之を
改版した模造百科辞典が少なからず造られた時代であったのである。
さて最後に、啓....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
―― 之は曾て二年程前に大畑書店から『現代のための哲学』と題して出版したものの
改版である。「世論の考察」・「ファシズムのイデオロギー性」・「共通感覚と常識」・....
「「晩年」と「女生徒」」より 著者:太宰治
一冊ずつ売れたというと、まんざらでもない。「晩年」は、こんど砂子屋書房で四六判に
改版して出すそうだが、早く出してもらいたいと思っている。売切れのままで、二年三年....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
衣羽織その他さしあげましょうね。御注文の本、一冊だけ品切ですが、二十日ほどたつと
改版ができますからそれを入れましょう。 小学校のラジオで私はこの好季節をヒステ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
そうですが、大分財政窮迫と見えて、本にはなりません。文求堂のだけで、第一書房のは
改版中の由です。『日華』はおなぐさみ迄に、と思ってつけ加えました。あれにしろ半ば....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
いでしょう? 近代劇全集がないでしょう? いろんな泰西名著文庫がすっかりなくて、
改版がないでしょう。あれが今売らずにあったらほんとに役に立ったのに。あんまりあな....
「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」より 著者:佐々木直次郎
の書の部類の片隅に入るかも知れない。薄茶色のクロース表紙の本である。しかし、後に
改版の際に多少改訂された個所は、大体その訂正を採った。 訳文中に傍点を付してあ....
「ハイカラ考」より 著者:木村荘八
い字や言葉は使わないものである。――昭和二年に、大槻如電編輯の『新撰洋学年表』の
改版広告が新聞へ出た時、割註を入れて、「御存知の方は御存知なるべし」とあったこと....
「アイヌ語学」より 著者:知里真志保
法と、大約二万のアイヌ語を知る重宝なもの」といわれ、同じくその二版については、「
改版ごとに必ず改訂せずにおかれない老先生の、孜々として倦まれざる態度は畏敬に値す....
「ベートーヴェンの生涯」より 著者:片山敏彦
1838, Koblenz.〕 (1905, Dr. Kalischer により
改版)ヴェーゲラーおよびリース共著――『ベートーヴェンに関する伝記的覚え書』特に....
「色盲検査表の話」より 著者:石原忍
正六年に初版ができてから、昭和七年の第六版にいたるまでは表の数が十六表でしたが、
改版毎にその色彩や色の配置が改良されて、漸次その性能が高まりましたし、殊に昭和十....