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救助信号
「救助信号〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
救助信号の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海に生くる人々」より 著者:葉山嘉樹
ンの下からながめていたのであった。 ブリッジでは望遠鏡があるために、その汽船は
救助信号を掲げて、難破漂流しつつあるものであることがわかった。 ブリッジからは....
「壊れたバリコン」より 著者:海野十三
たよりも尚一メートル程短い波長のところで受話器には小さい乍らも、立派に呼出符号と
救助信号とを打っていることが聞きとれるではありませんか。 僕は夢ではないかと驚....
「海底大陸」より 著者:海野十三
とへとくわしい情報を打電した。 英本国では、もう絶望だと思っていたメリー号から
救助信号があったというので、乗客の家族たちもハンカチーフでなみだをぬぐって元気づ....
「聖アレキセイ寺院の惨劇」より 著者:小栗虫太郎
するのです。つまり、すでに行われた変事の発見ではなくて、異変の進行中に鳴らされた
救助信号ではないかと思うのです。しかも、それ以前に私は、偽電報で釣り出されていま....
「地球要塞」より 著者:海野十三
悠々と漂流していたという。それは、正気の沙汰ではない。久慈たちは、なぜその前に、
救助信号を出さなかったのであろうか。そう考えてくると、久慈たちは、既にクロクロ島....
「運命のSOS」より 著者:牧逸馬
つSOSが火のように伝わって来て、寝ているエヴァンスの傍の無電機械は間断なくその
救助信号を感受して灼けつかん許りに熱している最中である。 「おい、局長!」寝呆け....