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「救米〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

救米の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
政談月の鏡」より 著者:三遊亭円朝
へ押込んで、腰の抜けた親父一人残して置くてえ家主《いえぬし》の根性が分らねえ、お救米《すくいまい》でも願って遣るが宜いんだ、此間《こないだ》も甚公《じんこう》の....
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
だと感じた。 この祖母《おばあさん》、江戸へ来て嫁入って、すぐ大火事にあって、救米のおむすびをもらった時、傍《そば》にいた者がお腹がすきすぎて、とうてい一個《....
学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
寡《かんか》孤独、実に頼るところなき者へは救助も尤《もっと》もなれども、五升の御救米《おすくいまい》を貰うて三升は酒にして飲む者なきにあらず。禁酒の指図もできず....