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敗兆
「敗兆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
敗兆の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
に用いたまわず。 景隆の炳文に代るや、燕王其の五十万の兵を恐れずして、其の五|
敗兆を具せるを指摘し、我|之を擒にせんのみ、と云い、諸将の言を用いずして、北平を....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
に三列に立てたるを横ぎり歩ましむるに、右足まず踏み出せば勝利だが、左足まず出せば
敗兆と断じ出陣を見合せた(コラン・ド・プランシー『妖怪字彙《ジクショネーランフェ....
「蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
、北条氏は碌《ろく》に踏出しても居ず、まるで様子が違っている。勝形は少しも無く、
敗兆は明らかに見えていた。然し北条も大々名だから、上方勢と関東勢との戦はどんなも....