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教令
「教令〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
教令の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
東押えの徳川家康に通報し、一面は政宗へ、土地案内者たる御辺は殿下の予《かね》ての
教令により出陣征伐あるべし、と通牒《つうちょう》して置て、氏郷が出陣したことは前....
「長崎の印象」より 著者:宮本百合子
はあるまいか。 軈《やが》て、書庫に導かれた。窓際の硝子蓋の裡に天正十五年の禁
教令出島和蘭屋敷の絵巻物、対支貿易に使用された信牌、航海図、切支丹ころびに関する....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
ないから仕方がない。彼に日本征服の野心などとはとんでもないことで、政宗は不意の禁
教令に面食ったの面食わないの。支倉が日本へ帰りついたのは分っているが、彼のその後....
「ロザリオの鎖」より 著者:永井隆
あった。浦上──その名はキリシタン殉教の聖地として世界中に知れ渡っている。鎖国禁
教令しかれて以来この村に血を流した殉教者の数はおびただしい。中にも竹中奉行による....