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教内
「教内〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
教内の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
敬云々と言いおる由。すでに神を奉祀して神社といい、これを崇敬する以上は、神社は宗
教内のものたること明らけし。仏を祀る仏寺、キリストを拝する耶蘇教寺と何の異あらん....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
末法の最初の五百年であると考えられます。そして摂受を行ずる場合の闘争は主として仏
教内の争いと解すべきであります。明治の時代までは仏教徒全部が、日蓮聖人の生まれた....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
なくて、教義や儀礼の問題に解消する。そこで個人の心情に基くと考えられるモラル的宗
教内容は、この際どうでもよい。安心立命したいものはするがよく、事実迷っているもの....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
と異なれど両《ふた》つながら碌《ろく》な事でない。 天主教の尊者アントニウスは
教内最初の隠蟄者で専修《せんじゅ》僧の王と称せらる。西暦二五一年エジプトに生まれ....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
に文化統制現象であるにも拘らず、宗教を何か反宗教的文化に対立させるよりも、寧ろ宗
教内部の統一と制御とをさし当りの目的にしているらしく見える。私学に対する監督の重....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
を得ることあたわざるものは、退きて宗教上裏面の快楽を求め、法律上の不平は流れて宗
教内の満足となり、不満不平の人をして、おのおの安心立命の境裏に住せしむるなり。も....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
たものである。 ○ 世の中はたゞ何事も水にして渡れば替る言の葉もなし
教内 人に習ひ我と悟りて手を拍つもみな
教内のをしへなりけり 教外 習....