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教卓
「教卓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
教卓の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「屁」より 著者:新美南吉
がりこうで、だれがしようもないあほうであるかも、わからない。 藤井先生はまず、
教卓《きょうたく》のすぐ前にいる坂市《さかいち》君にむかって、「きみ、読みなさい....
「白い壁」より 著者:本庄陸男
にた笑いだした。 「先生――修身だあ」とひとりの子供が突然一声叫んだ。 杉本は
教卓のそばに椅子を寄らせて、顎杖をつき、ひとわたり子供を見わたした。窓は豊富に仕....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
新賀がどなった。平尾はひきつった頬に強いて微笑をうかべながら教壇に上った。そして
教卓を前にして椅子に腰をおろすと、 「じゃあ、誰からでもいいから、意見を言ってく....