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「教導職〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

教導職の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
以上、神孫の義務を尽くして根本を保全しなければならぬ。その義務を尽くすために神道教導職の一端に加わるのは、だれがこれを片手落ちと言えよう。今や御一新と言い、社会....
江戸芸術論」より 著者:永井荷風
臾《しばらく》にして国内平定するや政府|大《おおい》に教育の道を講じ俳優芸人にも教導職の名を与ふるに及び、浮世絵師もまたその品位を高めんと欲し錦絵に歴史の画題を....
教育家の教育」より 著者:新渡戸稲造
なってしまう。まして善人を賞し悪人を罵《ののし》る講釈師、落語家、デロレンなどが教導職と称せられ、下層社会の教育を掌《つかさど》った観がある。こういう広い意味に....