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教本
「教本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
教本の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
には、しだいに黙示図の啓示を無視してゆく傾向がある。つまり、黒死館殺人事件根元の
教本さえ、玩弄してるんだぜ。ガリバルダは逆さになって殺さるべし――それは伸子の失....
「近世快人伝」より 著者:夢野久作
あった。 同時に、その時の葬式が亦、師父ジョリーさんの全幅を傾けて計画した天主
教本格の盛大、長時間のものであったらしい。但し今度は会堂の中が椅子席だったので、....
「安吾武者修業」より 著者:坂口安吾
た。この巻物の中には非常にコクメイに術について説かれたものもあり、それはゴルフの
教本のように基本を説いているものもあったが、私が何より興味をひかれたのは「虎の巻....
「新西遊記」より 著者:久生十蘭
(一切経)をはじめ、六朝唐代の石摺の経本(唐拓)、※経(拝火教の経典)、摩尼教の
教本、景教(ネストリアンというキリスト教の一派)の経本、ザラツシトラ教の経本など....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
今|世《よ》に行《おこな》わるる者にて著者が知る所を挙《あ》ぐれば ※実用料理
教本 大村忠二郎氏著、東京日本橋区|通《とおり》三丁目|成美堂《せいびどう》発....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
とに注意せず、こういう悪い風俗習慣を打ち破ることをも為さずして、その儘に放って仏
教本来の面目に似合わぬ事をやって居ったのです。これらは古来の仏教坊主の欠点であっ....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
しては、豪州最古のものなりという。館内に土人の遺物を陳列せる所、最も興味あり。旧
教本山もまた美大なり。市街はロンドンを模し、街名もグリニッジ、ウォータールー、オ....