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「教皇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

教皇の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
近時政論考」より 著者:陸羯南
わずただ暴君に向かうべしと大叫するに至りたり。ここにおいて欧州諸国はさきにローマ教皇の威力に脅かされたるごとく、その第二として仏国革命の威力に脅かされ、ふたたび....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
いない、その権威はまだ全知全能性を有たないのである(帝政ロシアのツァールやローマ教皇も之が個人的意志の積極性をもつ限り、やはり神聖な全知全能性を欠いている)。 ....
北支点描」より 著者:豊島与志雄
ところであるが、それでいて喧騒な人声は少い。 * 輔仁大学はローマ教皇庁に属する大学であるが、ここの女学生は幸福そうである。恭親王邸趾の美しい錦華....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
、家康の宣教師追放、ヤソ教迫害がはじめられた。一行が政宗のいい加減な信書を国王や教皇に奉呈しても相手にされなくなったのは仕方がなかったのだ。 ソテロと支倉はエ....
ロザリオの鎖」より 著者:永井隆
て恥ずる次第でございます。 あわれみ深き神はかくも浦上に祝福を下し給い、ローマ教皇聖下はまた特に浦上のために祈り給う。米国をはじめ世界中より大いなる同情が浦上....