» 数が知れ

「数が知れ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

数が知れの前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
武装せる市街」より 著者:黒島伝治
。 「あゝ、恐ろしいこった。今日中にどれだけの人間が殺したり、殺されたりしたか、数が知れまい。」 と、おばさんは吐息をして、なむあみだぶを唱えた。 「……すっ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ぶない仕事ですが、なあに、やってやれないことはござんすまい」 落武者は十一人と数が知れても、それが死物狂《しにものぐる》いに荒《あば》れる時は危険の程度が測ら....
道成寺(一幕劇)」より 著者:郡虎彦
げしい風が向うへ吹くので、みんな飛ばされるように羽根をひろげて、ほんとに幾千とも数が知れませぬ、山中の鳥が立って行くようでございます。(新たなる聴覚の情)それに....
明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
うまでもなく、近郷近在十数里からワラジをはいてこの賑いを楽しみにくる農家の人々も数が知れない。水天宮から人形町の通りは、夜は一面の大ローソクあかあかと昼をあざむ....
裏切り」より 著者:坂口安吾
だねえ。元貴族とはいいところへ目をつけるよ。元宮様ならこれに越したことはないが、数が知れてるから細工がきかねえや。さっそく法本サンの智恵をかりて小夜子サンを安全....
昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
、また最後まで奮戦したわが『妙高』『那智』に追撃されて、斃《たお》れたもの。――数が知れないほどだ。 A国艦隊の最後は、スペインの無敵艦隊より悲惨だった。 ....
三枚続」より 著者:泉鏡花
いほど、驚いたんでございますよ。 まあどの位、こちら様に害をなすか、こん畜生、数が知れねえんで、へい。実に相済みません、何てっておわびのいたしようもないのでご....
註文帳」より 著者:泉鏡花
、と、手前太平楽を並べる癖に。 御意でござります。 どこまで始末に了えねえか数が知れねえ。可いや、地尻の番太と手前とは、己が芥子坊主の時分から居てつきの厄介....