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数を尽く
「数を尽く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
数を尽くの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「偸盗」より 著者:芥川竜之介
辻《つじ》を曲がった彼は、行く手の月の中に、二十と言わず三十と言わず、群がる犬の
数を尽くして、びょうびょうとほえ立てる声を聞いた。しかも、その中にただ一人、太刀....
「加利福尼亜の宝島」より 著者:国枝史郎
る大音響が鳴り渡り、それと同時にその時まで雲霞のように集まっていたオンコッコ軍が
数を尽くしバタバタと地上へ転がった。 濛々と立ち上る黄色い煙り、プンと鼻を刺す....
「生死卍巴」より 著者:国枝史郎
の一行が進めば進むほど、その一行を惑わかすかのように、野には諸々の草や木の花が、
数を尽くして咲いていた。 で、一行は我を忘れて、先へ先へと歩いて行く。 いつ....
「名人地獄」より 著者:国枝史郎
七日を暮らし、いよいよ江戸へ立つことになった。心づくしの餞別も集まり、宿の人達は
数を尽くして、関所前まで見送った。妹お霜を馬に乗せ、甚内自身手綱を曳き、関所越え....
「永日小品」より 著者:夏目漱石
向くと、火の粉《こ》がもう頭の上を通る。霜《しも》を置く空の澄み切って深い中に、
数を尽くして飛んで来ては卒然《そつぜん》と消えてしまう。かと思うと、すぐあとから....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
日本にゃ無いとは思うが。人を殺すにゃ短刀ピストル。麻酔薬、毒薬、絹紐、ハンカチ。
数を尽くした瓦落多道具が。あるが中にも文明国では。一と呼ばれるホントウ国だよ。そ....